1.腰椎椎間板ヘルニアとは?
こんにちは。
名古屋市天白区の鍼灸院、大根治療院です。
当院には、腰痛の症状を訴える方が多数ご来店されており、その年齢層は10代~70代ととても幅広いです。
足腰の症状が出るのは中高年になってから――そんなイメージを抱きがちかもしれませんが、ぎっくり腰の原因となる「腰椎椎間板ヘルニア」は20代から40代と比較的若い世代に多く見られる疾病です。
日常のちょっとした動作で突然痛みが走ったり、足がしびれたりするのが特徴ですが、腰椎椎間板ヘルニアと聞いてもさほどわからない、「腰痛の一種だろう」といった知識しかないという方が大半だと思います。
ヘルニアというのはもともと「あるべきところから突出した状態」を指す言葉で、腰椎椎間板ヘルニアというのは、椎間板が突出した状態のことを指します。
脊椎(せきつい)には24個の椎骨(ついこつ)があり、その間にあるクッション組織を椎間板と呼んでいます。
椎間板は二重構造になっていて、その中心に髄核(ずいかく)というソフトな組織があり、その周りを軟骨組織が取り囲んでいます。
腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板の周囲の軟骨組織が破壊され、髄核が飛び出ることで起こるものです。飛び出した髄核が周囲の神経を圧迫し、痛みやしびれが同時に起こりますが、その部位や強度はさまざまです。
神経がどのように圧迫されるかで部位や強度が異なりますが、よく痛み・しびれが出るのは、
□腰
□臀部
□太もも
□下肢
などです。
2.腰椎椎間板ヘルニアの自覚症状と検査について
腰痛に加えてしびれなどが出てきたとき、まず足を運ぶのが整形外科だと思います。
一般的な整形外科にはMRIが設置されておらず、レントゲンだけになることが少なくないのですが、実は、椎間板をレントゲンで撮影することはできません。
MRIを使えば椎間板や神経まで確認できますが、MRI画像と自覚症状とが一致しないという報告が多くなされています。
検査画像では異常が見られないのに腰痛があったり、椎間板ヘルニアの症状が出て当然という状態なのに痛みがないといったケースがあり、整形外科学会からも「患者の自覚症状と80%の画像判断とが一致しない」と発表されています。
これは、レントゲンやMRIの検査結果がすべて静止画像だからです。
しかし、骨や筋肉、神経の関係など人体の状態を見るときは、当然「動き」を念頭に入れておかなければなりません。人は、寝ているときでさえ動いているものです。
「動き」を考えないままでは、正確な判断を下すことができないのです。
3.ヘルニアの原因と治療法
①西洋医学からみた椎間板ヘルニアの原因と治療法
整形外科などでは、「日常生活で取る姿勢が原因で腰椎椎間板ヘルニアの症状が出る」といわれます。
しかし、仕事をするうえで、その姿勢が必須な場合にはどうしようないですよね。
また、「心理的・社会的要因によって痛みが長引く」として、ストレスやうつ病、生活環境などを原因として挙げることもあります。
西洋医学でヘルニアを治療する際、メインになるのは以下のような施術です。
・消炎鎮痛薬
・筋弛緩薬
・ブロック注射
・牽引施術
・低周波施術
・手術
技術が進歩したことで、かつては10センチほど背中を切開しなければならなかったヘルニア手術も、内視鏡手術で2センチほど切開すればすむようになりました。
しかし、一度飛び出してしまった椎間板をもとに戻すことは難しく、しびれの再発率も高くなっています。術後10年で約半数が再発するといわれており、再手術する場合はその難易度も高くなり、リスクを負わざるをえません。
また、薬物処方やブロック注射、牽引施術にも副作用があります。そもそも、椎間板ヘルニアになった根本原因を放置したままなので、いつ再発してもおかしくないのが実際なのです。
②東洋医学からみた椎間板ヘルニアの原因と改善方法
一方の東洋医学では、痛みの原因は必ず体内にあると判断し、その根本原因を探っていきます。動きを想定したうえで、症状を訴える方一人ひとりに合った施術を行い、痛みの原因を根本から改善していくのです。
当院の経絡治療では、腰椎椎間板ヘルニアの原因は、「腎」の過労や老化、慢性病・生活習慣などにあると捉えます。「腎」は、西洋医学でいうところの「腎臓」以上に大切なもので、生命力にも関わります。
また、湿気の多いところで生活したり、何らかの原因で気血(エネルギーと栄養)が滞っていたりする場合なども腰椎椎間板ヘルニアを発症するため、さまざまな症状を総合的に判断し、原因を追求していきます。
患者様おひとりお一人の脈を診て、体の状態を総合的に診させていただくため、腰椎椎間板ヘルニア以外の症状が同時に改善するのは、このためです。
4.東洋医学の鍼灸院でヘルニアの原因を根本改善しませんか?
東洋医学が目指しているのは、患者さまの弱い部位を見極め、施術によって気血を流し、全身のポンプを正常に作動させることです。
こうすることで、お薬などの力を借りなくても気(目に見えない生命エネルギー)を全身にまわせるようになり、「不通促痛」の状態が解消されるのです。(「気血の流れが滞ることで痛みが生じる」というもの)
東洋医学は、ヘルニアを改善することはもちろん、患者様の体質そのものを根本改善するためのものです。
表面に現れた現象を病気としてでなく、五臓六腑の異常を訴えるサインとして捉え、根本的な改善を目指していきます。
その結果、全身の気血の巡りが改善し、生命力の底上げが可能になるのです。
結果的に鍼灸治療を行うことによって、腰痛などの痛みが根本改善することはもちろん、まだ症状が表面にあらわれていない「未病」を防ぐことにもつながります。
当院では、「脈を診てから治療する」「体質を根本から見極め改善する」オーダーメイドの鍼灸治療を行っています。
患者様が100人いらっしゃれば、その治療法は100通りあるといえます。
また、一般的な鍼灸院と違い「痛くないハリ」を使用していますので初めて鍼灸治療を受けられる方でも安心してお越しいただけます。
患者様の体質やお辛い症状に合わせた適切な治療で、症状を根本改善しませんか。
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