実は簡単!自宅でできるお灸の使い方
名古屋市天白区で「痛くない鍼で体質を改善をする鍼灸院」をしております、大根(おおね)治療院と申します。
最近急に寒くなり、体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?そんな時に役立つ「お灸」について、ご自宅で簡単にお試しいただける方法をお話したいと思います。最近ではドラッグストアや通販で簡単に手に入るお灸が沢山あるので、はりはちょっと抵抗がある…という方にも安心してお試しいただけます。
自宅でも使用しやすいお灸「台座灸」
ひと口にお灸といっても、その種類や据え方は様々です。お灸といえば「熱い」「痕が残る」というイメージをされる方もみえますが、痕がつかない心地の良い温かさのお灸もあります。
なかでも、初心者でも扱いやすいお灸が「台座灸」です。台座灸は円筒にもぐさ(よもぎ)が詰まっており、皮膚に直接置く・貼り付ける(台座にシールがついています)などして使用します。ドラッグストアやネット通販で手軽に購入することができますが、「熱いと感じたらすぐに取り除く」などの正しい知識を持って行わないと、痕が残ることがあるので十分注意する必要があります。
また、お灸の煙の匂いが苦手という方には「煙の少ないお灸」「煙の出ないお灸」も販売されていますのでぜひお試しください。
台座灸の使用方法
実際にご自宅でお灸を使用される際は、下記のものをまずご用意ください。
- 台座灸
- ライター
- 水をはった容器
- 水性ペン
【 手 順 】
- 指で皮膚を触りながらツボを取ります。大体のツボの位置が分かったら、圧痛(指で押さえると痛みがあるところ)を目安に適した位置を決め、ペンで点を打ちます。
- シールタイプのお灸の場合は、シールを台紙からはがしておきます。
- ライターに火をつけ、台座灸を近づけ着火します。煙が出て、着火できたことが確認出来たら先ほどの点にお灸を貼り付けます。
- ほんのり温かみを感じる程度が適温です。熱すぎる状態になった場合はすぐにお灸を取り除き、一旦皮膚から離して、また置いてください。
- 台座灸がすべて燃え切ったところで皮膚から外し、水をはった容器に入れて消火します。
肩こりに効果的なツボ
肩こりは、頸部から肩甲骨の上部、肩甲骨の間が堅くこわばった症状の総称です。肩周辺の筋肉疲労・精神的緊張・自律神経の影響などによって起こります。東洋医学的には「肝血」の冷えが原因とされているため、お灸も冷えや血行の改善・不眠解消のツボに行うのが効果的です。
肩こりのツボのなかで、最もポピュラーなのが「肩井(けんせい)」という肩のちょうど真ん中にあるツボです。肩の筋肉の盛り上がっている所です。
ここに、台座灸を左右それぞれ1~2個ずつ使用してください。
★POINT
最初は「ツボって見つけるのが難しいな」と思われるかもしれません。ツボを見つけるコツとしては、ちょっとくぼんでいる、硬いといった質感や押すとじんわり痛みが拡がる、他の部分に刺激が伝わる感覚がする部分を探すことです。
ツボの場所やご自宅でのお灸の方法は、当院の鍼灸治療の際にお伝えすることもできるので、お悩みの方はお気軽にご相談くださいね。また、お灸が苦手という方には、お灸よりも簡単に行えるセルフケアについてもご提案させていただきます。
肩こりでお悩みなら、名古屋市天白区の鍼灸院 大根治療院へ
当院では、「脈を診てから治療する」「体質を根本から見極め改善する」オーダーメイドの鍼灸治療を行っています。患者様が100人いらっしゃれば、その治療法は100通りあるといえます。
また、一般的な鍼灸院と違い「痛くないハリ」を使用していますので初めて鍼灸治療を受けられる方でも安心してお越しいただけます。
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