お手軽に購入できるようになった漢方薬
名古屋市天白区で「痛くない鍼で体質を改善をする鍼灸院」をしております、大根(おおね)治療院と申します。
今回は近年ドラッグストアなどで手軽に購入できるようになった漢方薬についてお話したいと思います。
世間では、
「漢方薬には副作用がないから安心。」
「漢方薬は長く飲まないと効果が出ない。」
といったことが言われていますが、本当のところどうなのでしょうか?
漢方薬の治療法について
漢方薬は鍼灸治療と同じように、証(あかし)にしたがって治療します。
証(あかし)とは、現代の西洋医学でいう病名のようなものです。患者さんに対して、このツボに鍼をするとよいといった治療方法を示す際の診断名となるものです。
これは漢方医でも同じで、診断の方法は先生によりますが、その証(あかし)を決めるために脈診をしたり、体に直接聞いたりします。また、患者さんが既に飲まれている漢方薬が合っているかどうかも体に聞きながら確認をします。そうすると、漢方薬が体や症状に合っている人もいれば合っていないという人もみえます。合っていない場合、西洋医学の薬と同様に症状が良くなるどころか悪くなることもありますので注意が必要です。
自分に合った漢方薬を見つける方法
ご自分の飲まれている漢方薬が自分にきちんと合っているかどうかは、漢方医のように脈診ができなくても確認することができます。
一度は聞いたことがあるかもしれませんが、Oリングテストというものがおすすめです。
やり方は簡単です。右手の薬指と親指で輪っかを作ります。そして、家族のだれかに、その輪っかが開くように左右から引っ張ってもらいます。輪っかを作っている人は、輪っかが開かないように力を入れます。
最初に、その力の入り具合を確認し、その後、左手に飲んでいる漢方薬をもって、もう一度同じように輪っかが開くように引っ張ってもらいます。
このとき、輪っかに力が入って開かなければ、その薬は自分に合っています。
指に力が入らず、輪っかが簡単に開いてしまえば、その薬は自分に合っていません。
例えば、携帯電話やたばこ(体に害があるもの)で試していただくと、簡単に開いてしまうと思います。
そのため、このOリングテストをする場合には、ポケットなどに携帯電話やたばこを入れた状態では行わないでください。
この方法で、ご自分に合った漢方薬を選んでいただければ幸いです。
また、体に合った漢方を処方してくれる病院をお探しの方は院長までご相談ください。
鍼灸治療の際に今飲んでおられる漢方薬が合っているかどうかを診ることも可能です。
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当院では、「脈を診てから治療する」「体質を根本から見極め改善する」オーダーメイドの鍼灸治療を行っています。患者様が100人いらっしゃれば、その治療法は100通りあるといえます。
また、一般的な鍼灸院と違い「痛くないハリ」を使用していますので初めて鍼灸治療を受けられる方でも安心してお越しいただけます。
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