【更年期障害専門】はりきゅう治療で更年期障害が楽になる？（名古屋市天白区の鍼灸院‐大根治療院）

名古屋市天白区の鍼灸院・大根治療院です。

当院では、動悸・ほてり・のぼせ・頭痛・不眠などの更年期障害でお悩みの患者様が多く来院されております。

更年期は女性なら誰でも通過しなければならない閉経に伴う体の変化です。

早い人なら40歳ごろから徐々に始まり65歳ごろまで続くことがあります。

この時期、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減ることで体調や心の健康に不調が起きます。

更年期の症状はエストロゲンの減少だけでなく、心理的な要因(仕事や家庭環境など)も複雑に関与するため、個人差が激しく、全身のあらゆる箇所にあらわれるのが特徴です。 

更年期障害の症状は様々で、個人差があります。

・精神神経系の症状

　頭痛・不眠・イライラ・不安感・めまい・憂鬱感

・血管運動神経の症状

　ほてり・のぼせ・動悸・息切れ・寝汗・むくみ

・皮膚・分泌系の症状

　のどの渇き・ドライアイ

・消化器系の症状

　吐き気・下痢・便秘・胃もたれ・胸やけ

・運動器官系の症状

　肩こり・腰痛・関節痛・しびれ

・泌尿器・生殖器系の症状

　月経異常・性交痛・尿もれ

上記に挙げたように、更年期障害の症状は多岐にわたります。

暑くもないのにのぼせたり、異常に汗をかいたり、逆に寒くないのに冷えを感じることもあります。

また、急に息が苦しくなったり、動悸が激しくなることもあります。

精神的に不安定になって、イライラが抑えられなかったり不眠に悩むこともあります。

更年期障害のつらさを緩和する方法として、今世界で鍼灸治療が注目されています。

当院では、患者様のお身体の状態を脈を診ることによって把握し、一番適したツボを見つけ出し治療を施し、症状の根本改善を促します。

これは「脈診流経絡治療」（みゃくしんりゅうけいらくちりょう）と言い、 

この治療法は、問題のある局所だけでなく、全身のバランスをみながら治療いたしますので、更年期障害の治療といっても鍼やお灸をする場所は手や足、ときにはお腹などに及ぶ場合もあります。

東洋医学の鍼灸療法そのものは約3000年前に中国で発祥したものですが、経絡治療は日本人の体質や気質あるいは文化や風土を吸収しながら、徐々に形成されてきた日本ならではの治療技術です。

また、経絡治療は全身を良い状態に導いていくため、更年期障害の多岐にわたるお辛い症状を同時に改善することができます。 

一般的に鍼灸治療というと、鍼の痛みや灸の熱さをイメージしがちです。

しかし経絡治療に基づいた鍼灸治療では、このようなことはほぼゼロ。

鍼や灸は身体に刺激を与えることが目的ではなく、あくまでも気の流れを整えることが目的と考えるからです。

そして鍼灸治療を行うにあたっては、視診や聞診さらに問診や触診といった、五感をフルに活用する東洋医学的な診断方法によって、症状の把握から治療方針まで統一的に診断を行います。

当院では、患者さん一人ひとりの体質をカウンセリングや脈診等でしっかりとチェックし、その上で各自に最適なオーダーメイドの施術を行います。

痛みや熱さどころか、気持ちよさで眠気を感じる患者さんも珍しくありません。

更年期障害の中には、気持ちや気分といった心に原因があるケースもあります。経絡治療に基づいた鍼灸治療では、このような心の不調からくる症状に対しても、優れた効果を期待することができます。

経絡治療では患者さまの気の流れを整え、身体に本来的に備わっている自然治癒力を高めていきます。気分や気持ちなど心の不調にも、相性のよい治療法と言えるでしょう。鍼灸治療の大きな特徴は薬剤を用いないことです。

また、経絡治療は病院などで処方された薬の効果を妨げることもありません。

そのためお薬を服用しながらの治療と並行して鍼灸治療を行うことも可能です。

深刻な更年期障害で医師の治療を受けていても効果が上がらないときには、鍼灸治療と両面から改善を目指すこともできます。